マツダ電気時計（芝浦マツダ工業株式会社/　現：東芝）のセレクトスイッチ時計です。昭和11年頃（1936年頃）に製造された時計です。東日本の50Ｈｚ用です。何故か50Ｈｚは貴重な様です。時計はスーと、スムーズに動きます。背面下の時刻合わせつまみ（丸）が動かない為、時刻調整が出来ません。針の時間に合わせ、コンセントを差し込む様にしています。時計自体は、3日間ほど通電しましたが、3日間で1分もズレていません。前面の下側にあるスイッチは背面右下にあるコンセントに差し込んだ電気製品（ラジオ等）に電気を流すスイッチですが、スイッチがグラグラしていてうまく機能しません。スイッチの「自」は文字盤の周囲に並んだ真鍮製のピンを引き出してタイマーとして設定する時に使用。スイッチの「手」は常時背面のコンセントに電気が流れる設定ですが、スイッチが不良な為か電気が流れません。真鍮製のピンを引き出した位置に時計の短針が来るとスイッチが入り背面のコンセントに電気が流れる仕組みの様です。サイズは　高さ：約17㎝、幅：約15㎝。奥行：約10㎝です。電気の配線は直してあります。本体表面の塗装が剥げていたり、裏蓋の木が少し欠けていたり、錆び、キズ等が多数あります。あくまでもジャンク品としてご理解頂ける方に購入頂きたいと思います。オブジェとして飾っておくのも良いかと思います。